経験者が語る!アラサー女性の婚活アプリ、プロフィール作成3つのポイント

レッスン

42歳からネット婚活を始め理想のパートナーと出会い結婚したフリーライターの柏木珠希さん。今年1月にはその顛末をつづったコミックエッセイ「占いで結婚しました!」(イースト・プレス)を出版されました。

柏木さんにアラサー以上の女性が婚活アプリを利用してゴールインするまでのポイントについて5回に渡りお聞きしています。婚活アプリで友だちを見つけてしまった柏木さんの行動に「さすが!」と思いました!今回は第2回め、プロフィール作成についてです。

第1話「アラサー以上の女性に婚活アプリがおススメな3つの理由」はコチラ

たくさんの婚活のプロに取材した経験からアドバイス!

アラサー以上が気をつけるべき3つのポイントとは?

拙著「占いで結婚しました!」は、インターネットの占いサイトのメールマガジンで連載していたのをまとめたもの。占いを利用しながらネット婚活したらうまくいくのかがテーマでした。

人生のパートナー探しをマジメにする気持ちももちろんありましたが、半分は「仕事」。だから、結婚相談に強い占い師さんや結婚相談所のカウンセラーさんなど、「婚活のプロ」に取材することもしばしば。

プロフィール作成のポイントについてはこちらのサイトでも何度もご紹介していると思いますので、私は取材したプロの方から聞いたことや自分の経験など、ちょっと違った角度からアドバイスしますね!

(1) 最重要ポイントはプロフィール写真!プロの技を借りるべし

「女性のプロフィールには写真がとても重要」というのは婚活アプリでも結婚相談所でもよくいわれていることです。でも、本当に大切なことなので、あえてしつこくいわせていただきます。「女性、特にアラサー以上の女性はプロフィール写真が大事です!」

というのも、男性が女性のプロフィールでいちばん見ているところは「顔」だから。そして、私が「特にアラサー以上は」という理由として、以下のような体験があります。

「書き込み式ポジティブ婚活ノート 1年以内に運命の男性を見つける」(主婦の友社)などの著書がある、風水師で婚活プロデューサーの北野貴子先生に取材したときのこと。

アラサー以上の女性は婚活において年齢面でどうしても引け目を感じがち。それをどういうマインドで乗り切ったらよいかをお聞きしました。すると、とても心強いアドバイスをいただいたのです。

いわく「男性はキレイじゃない20歳代よりもキレイなアラフォーのほうが好きなんです!」。

たくさんの結婚希望の独身男性のカウンセリングをしてきた貴子先生の言葉だけに説得力がありましたね。まあ、家業を継がねばならず絶対に跡継ぎを産んでほしいという男性など、例外もあるかもしれませんが……

そう、年齢を差し引いても「キレイな人だなぁ」「感じのいい人だなぁ」「会ってみたい!」と思ってもらうためにはプロフィール写真にコダワるしかないのです。

婚活アプリを利用する男性は女性の写真を一番見ている

というわけで、私の場合はプロフィール写真を撮るにあたり、プロの手をお借りしました。まずは、パーソナルスタイリストの方に婚活用「勝負服」を選んでいただきました。芸能人にスタイリストがついているように、最近では一般人の方に似合う服を選んでくれたり、買い物に同行してくれたりするスタイリストさんがいるんですよ。

勝負服は数パターン選んでもらえば、その後のデートのときにも使えます。お金は多少かかりますが、婚活抜きにしても、自分の似合わない服やコスメ、アクセサリーを買わなくなるので、その後の生活でお釣りがくるくらいに役立っています。

デパートでも同様のことをしてくれる無料の「ファッションコンシェルジュ」サービスがあるので、それを利用するのもいいかもしれません。おススメされた服はお買い上げしないといけない雰囲気にはなりますが、最初に予算を伝えておけば大丈夫。

撮影はプロのヘアメイクさんとプロのカメラマンさんにお願いしました。プロカメラマンに撮ってもらうといっても昔の写真館の「いかにもなお見合い写真」にはなりませんので、ご安心を。「婚活用です!」と用途を伝えておけばプロは心得たもの。自然なスナップ写真っぽく撮ってくれますよ!

(2)若く見えるアピール、なぜ独身なのかの「いいわけ」は無用!

ネット婚活中にちょっとおもしろいことがありました。男性のプロフィールを見ていたら、知り合いの同業者の先輩を発見してしまったんです。普通でしたら「見て見ないフリ」がオトナというものなんでしょうが、私は好奇心丸出しで「見たよー!」とその先輩にメールしてみました。

そして、会う約束をとりつけました。って、デートではありません。情報交換と作戦会議のためです。婚活アプリでは異性のプロフィールしか見ることができないので、自分以外の同性、つまりライバルがどんなプロフィールを書いているかを見ることができません。

そこで、お互いの端末を交換しあって、敵陣視察、つまりほかの人がどんなことを書いているのかをチェックすることにしたのです。

また、男性から見た女性の、そして女性から見た男性の「こういうプロフィールの書き方はやめたほうがいい」というアドバイスをお互いにしあうことに。

私が

「アラフォー過ぎの男性って、だいたいプロフィールに『年齢は45歳ですが、10歳くらい若く見られます』とか『若く見える自慢』が書いてあるんですよ。でも、プロフィール写真見るとまあ年齢相応。まったく、いつの時代の45歳と比較してんだよ」

というと、その先輩ライター氏はこんなことを言いました。

「それ、女性も一緒。あと、女性で多いのが、なぜこの歳まで独身だったのかの『いいわけ』。
『仕事に夢中になっているうちにこの歳になってしまいました』とか
『女性しかいない職場のため出会いがなく……』とか長々と。見苦しいからやめたほうがいい」

私、それ書いてました(前者のほう)。

だって、アラフォーまで独身だと性格に欠点があるんじゃないかとか、プロフィール写真と違って実物はスゴいブスなんじゃないかとか思われるのは心外ですもん。だから、先回りしてエクスキューズしといたんですが…… はい、たしかに見苦しいです。

ソッコー削除したのはいうまでもありません。

バツイチさんの場合は、『初婚の女性でなきゃダメ』という男性のアプローチを避けるため、この歳で独身なのは離婚したからだと書いておいたほうがいいでしょう。

でも、アラサー・アラフォーまでずっと独身だった女性はその理由について言い訳する必要はないと思います。

(3)趣味に『ワイン』『着物』『ゴルフ』『海外旅行』は書いちゃダメ!

「結婚したら夫婦で同じ趣味を楽しめたらいいな」と思っている方は多いのではないでしょうか。でも、たとえそれが本当にあなたの趣味だったとしてもプロフィールに書いてはいけないものがあるそうです。

それは「ワイン」「ゴルフ」「海外旅行」「エステ」「着物」など。その理由は、男性はこれらの趣味を持つ女性のことを「お金がかかりそう」と思って、ひいてしまうから。取材した結婚相談所のカウンセラーの方にそのように教えていただきました。

「私はそんなことではドン引きしないお金持ちと結婚するからいいもん」と思う方もいるかもしれませんが、お金持ちの男性ほど苦労して財産を築いているので、それを無駄遣いされたくないという気持ちが大きいんだそう。そのため女性の浪費家っぽいニオイには敏感なのだといいます。

なんてことを書いてますが、実は私、着物好きを堂々とプロフィールに書いていました。個人的な意見ですが、「書いてはダメ」の理由をよく理解したうえで、誤解されないように書けばいいんじゃないかと思います。ちなみに私のプロフィールはこんな感じでしたよ。

柏木さんのプロフィールを教えてもらいました

『はじめまして。たまきです。
大学を卒業してからずっと出版の仕事をしています。職業柄多忙と思われがちですが、フリーランスですので、自分の裁量でスケジュールを決めることができます。

性格は前向きで、落ち込んでも立ち直りが早いです。人からは『悩みがなさそう』と言われるのがちょっとだけ悩み。

趣味は料理をつくることと、それをおいしいお酒とともに食べること。凝った料理ではなく、魚をさばいて、レモンと塩とオリーブオイルでいただくようなシンプルなものばかりですが。

ホームパーティもよくやります。

着物や落語など和の文化にも親しんでいます。着物は母や祖母から譲り受けたものがたくさんあり、ダンナさまにはおねだりしませんので、ご安心を!』

(以上)

いちおう、

  1. キャリアウーマンじゃないのよアピール
  2. 明るい性格アピール
  3. 料理できますを(あまりいやらしくなく)アピール
  4. おもてなし好きアピール
  5. 着物好きだけど、金のかからない女ですアピールを盛り込んでみました。

取材した結婚カウンセラーの先生いわく、明るいとかちょっと天然とか、家事が得意などが男性にウケるポイントらしいです。

逆に「英会話習ってます」とか「大学院通ってます」とか向上心あふれる雰囲気、キャリアウーマンっぽさがうかがわれるプロフィールは敬遠されるとのこと。まあ、男性は結婚相手に「癒し」と「家庭的であること」を求めているってことですかね。

さて、私のプロフィール、「さすが出版のお仕事をされているだけありますね」とか「ユーモアがあって人柄がイキイキと伝わってくるプロフィールに興味を持ちました!」といったメッセージがけっこう来て、評判よかったですよ。

ちなみに私が利用していたサービスはブラウザ版だったので、文章がちょっと長めです。アプリでしたら、もうちょっと短くてもよいかも。

そのほか、このサイトにもプロフィールの書き方のポイントが載っていますので、目を通しておくとよいでしょう。婚活アプリにもプロフィールのテンプレートもありますが、テンプレートに頼りすぎるとほかの女性と似たようなプロフィールができあがってしまうので、ご注意を。

婚活アプリならプロフィールは何度でも修正できる

「いいね!」の数で反応を見よう

以上、プロフィール作成のポイント3つでした。昔ながらのお見合いの「釣り書」は一度相手に提出したら修正不可ですが、婚活アプリのプロフィールなら何度でも修正できます。ひとまず掲載してみて「いいね!」の数で反応を見ながら写真や文章をちょっとずつ変えていくのもひとつの手。

(2)でご紹介したみたいに、気軽に相談できる異性の友だちに添削してもらえればベターなんですが。

さて、次回は「メッセージのやりとりから初デートまで」についてです。

柏木珠希さんの書籍の紹介

占いで結婚しました! (コミックエッセイの森)

恋人にフラれ42歳で崖っぷちからスタートした婚活。ありとあらゆる占い&開運法を駆使したその紆余曲折とは―!?役立つ占いや開運アクション、占い師の婚活秘話、ネット婚活体験談など内容もりだくさんで描く占い婚活コミックエッセイ。

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