成婚者が語る!婚活アプリのメッセージのやりとりから初デートまで

レッスン

42歳からネット婚活を始め理想のパートナーと出会い結婚したフリーライターの柏木珠希さん。今年1月にはその顛末をつづったコミックエッセイ「占いで結婚しました!」(イースト・プレス)を上梓されました。

柏木さんにアラサー以上の女性が婚活アプリを利用してゴールインするまでのポイントについて5回に渡りお聞きしています。今回は第3回、アプリでのやりとりからリアルで初めて会うまでの注意点などについてうかがいました。

  1. 経験者が語る!アラサー以上の女性に婚活アプリがおススメな3つの理由
  2. 経験者が語る!アラサー女性の婚活アプリ、プロフィール作成3つのポイント

初デートまでの3つのステップ

ステップごと気をつけるべきポイントをまとめてみました!

メッセージのやりとりから初めてリアルで会うまでの流れとそのポイントについてもいろんな恋愛・婚活コラムなどに載っていることと思います。

なので、今回も私の体験や失敗談からちょっと違った角度でみなさんにアドバイスできればと思っています。

(1)「いいね!」を押す前に相手のプロフィールを熟読すべし

アプリを使う女性

婚活アプリではお互いに「いいね!」を押したらメッセージ交換できるようになります。この「いいね!」、とても画期的な方法だと思いませんか?

異性に初めて声をかける(メッセージをする)のは勇気がいりますが、最初から「この相手は自分のことを憎からず思っているな」、つまり「脈アリ」とわかればアプローチしやすくなるもの。

職場や合コンなどからスタートする恋愛では「脈アリ」かどうかを探るのに時間がかかるのに、ボタンひとつでそれを表明もできるし、わかっちゃうって、なんと効率的!

気に入った男性に声をかけてもらいやすくなるこの機能、どんどん活用して、まずはメッセージをやりとりするキッカケをつくりましょう!

ここでは、私が「いいね!」(他社サービスでは「いいかも」「ウィンク」等の呼び方だったりします)を押すときに気をつけていたことをシェアしたいと思います。

それは相手のプロフィールをよく読んでから「いいね!」を押すこと

だって、たとえ「いいね!」をもらったとしても「この人、私のプロフィール読んでいないんだなぁ」「この人、無差別テロ的に誰にでも『いいね!』を押してるな」と思った時点で、その男性ってパートナー候補からはずれません?

たとえば、私が「タバコを吸う人は絶対にダメです」と書いてあるのに、その人のプロフィールには「タバコを吸う」になっているときなどです。

それと同じで、私が顔写真だけ見てプロフィールもろくに読まずに「いいね!」を送ったとしたら? その男性に「この女、オレのプロフィールを読んでねーな」と悪い印象を与えてしまうわけです。つまりは逆効果。

だから、その男性がアラフォーの女性でもOKなのかとか、相手に希望する条件は何なのか、自分がそれを満たしているかを確認してから「いいね!」を押すようにしていました。

逆に私の希望する条件じゃない人でも「バツイチで子どもがいますので、タマキさんの条件には合わないと思いますが、どうしてもお話ししてみたくて」などとメッセージが来たことも。それはそれで好印象を持ちました。

婚活アプリの攻略コラムの中には「たくさんの『いいね!』をもらうコツ」みたいなことが紹介されています。が、私個人的にはテクニックを駆使して「いいね!」を集めることよりも、婚活アプリも「人と人とのコミュニケーションツール」であることを理解して、「自分が不愉快になることは相手にもしない」とかが大事なんじゃないかなぁと思います。

(2)メッセージのやりとりは頻度と長さに気をつけるべし

フィーリングが合いそうな男性とメッセージのやりとりをする段階になったら、気をつけたいのはその頻度。実はこんな経験がありました。

イケメンで優しそうなバツイチの公務員の方とメッセージのやりとりをしていたときのこと。私が引越しをした時期だったため、相手から来たメッセージの返信が4日後になってしまったことがありました。

返信が遅れた理由とともに謝罪メッセージしたのですが、

「どんなに忙しくても返信する5分くらいの時間はあるでしょう。残念ながら今回はご縁がなかったことに」

とお断りされてしまったのです。

仕事のメールなら引越しで忙しくても返事をしていたのにそれをしていなかったのですから、「自分への優先順位が低いからだ」と思われて当然。これにはまったく言い訳のしようもありません。

でも、よく考えると、メッセージをやりとりした人のなかには4日後くらいにノンビリ返信してくる人もいたんですよね(私が利用していたサービスはブラウザ版だったので、だいたい1日に1通くらいのペースでした)。

つまり、その人にとって快適なメッセージのやりとりの頻度はそれぞれ違うということ。

あなたが送ったメッセージに対して速攻返信をしてくる男性は同じくらいのスピードでの返信を求めますし、逆にノンビリ返信してくる男性に対してはあまりに速攻で返事をすると、プレッシャーを感じると思います。相手の返信のスピードに合わせてこちらも返信するといいでしょう。

メッセージの長さも相手に合わせたほうがいいかも。自分のことを知ってほしいと思うあまり長い文章を書いてしまうと、男性は「自分もこのくらいのボリュームで書かねばならないのか」と感じて返信が億劫になるもの。逆に長い文章に対してそっけない短文の返信も失礼ですし。

このあたりは相手の様子を見ながら慣れていくしかないのかなと思います。

(3) 待ち合わせはできれば昼間、お茶で。あとは細かいことはあまり気にせず!

アプリでメッセージをやりとりして「フィーリングが合うな」とお互いに感じたら、LINEのIDを交換するか、「リアルで会いましょう」という流れになると思います。ここでは初めてリアルで会うときの注意点について書きますね。

最初のデートは休日の昼間、お酒を飲まずにお茶するだけにとどめるのがよいと思います。初めて会う人ですから、相手の車に乗るとか個室のカラオケなども避けたほうがいいのは言うにおよばず。

やはりそこは単に「遊びたいだけ」の人がまぎれている可能性もありますしね。このあたりは婚活アプリにも注意点などが載っているかと思いますので、それに従いましょう。

あと、私がアドバイスするとしたら「過度に期待をせずに、細かいことは気にせずに」ってことでしょうか。私は20人くらいの男性にお会いしましたが、最初のうちは振り返ると些細なことでがっかりしました。

例えばこんなこと…

  • 待ち合わせが渋谷のハチ公前
  • 男性が店を予約していない
  • お会計のときにワリカンだった

「私を炎天下で待たせてもいいと思っているのね」「私って大切にされていないのね」とか思って。

しかし、そのような上手に女性をエスコートすることができている人ならばとっくに結婚できているわけで……

また、人の価値観もいろいろだとも感じました。たとえば、先の待ち合わせの例でも、「女性は地図が苦手」と思って親切心からわかりやすい場所を指定しているのかもしれません。

世の中には恋愛には不慣れだけど、マジメでいい人もいっぱいいると思います。広い心で、いいほうにとらえるようにすれば、よいご縁につながるかもしれませんよ!

大前提として利用ガイダンスやルールをしっかり読んでおこう!

あと、全体的なアドバイスとしては、婚活アプリに書いてあるガイダンスや「FAQ(よくある質問)」などをよく読んでおくことをおススメします。

私はネット婚活で危険な目やトラブルに遭ったことはほとんどないのですが、1度だけお会いした男性にキレられたことがあります。「サービスを提供している会社に連絡して、お前を退会処分にしてやる!」と言われたのです。

その方には「ほかにメッセージのやりとりやデートをしている男性がいるか」と聞かれて正直に答えたところ、怒ってしまったのです。私が「婚活では二股以上もOKルールであること」「そもそも最初に会うときにあなたは本来避けるべき車デートを提案してきた。そちらのほうがむしろルール違反」などと説明したところ、あっさり納得、謝罪してくれました。

私は家電でも面倒くさがってトリセツなどは読まないタチなのですが、そのときにはマジメに利用規約などを読んでおいてよかったと思いました。安全に婚活アプリを利用するにはまずそのツールをよく理解しておくことが大事ですね。

相手を知り、相手に合わせても自分のことも大切に!

程度にストレス発散してたまには婚活アプリ休むのも大事

以上、実際に男性とやりとりするときのポイントについてお伝えしました。婚活中は落ち込んだり、ストレスを感じたりすることも多いと思いますが、適度にストレス発散しながら、ときに婚活アプリを休みながらも続けるのがいいんじゃないでしょうか。婚活疲れで悲壮感がただよっている女なんて魅力的じゃないですもんね。

さて、次回は男性ウケする「婚活ファッション」についてご紹介する予定です。お楽しみに!

柏木珠希さんの書籍の紹介

占いで結婚しました! (コミックエッセイの森)

恋人にフラれ42歳で崖っぷちからスタートした婚活。ありとあらゆる占い&開運法を駆使したその紆余曲折とは―!?役立つ占いや開運アクション、占い師の婚活秘話、ネット婚活体験談など内容もりだくさんで描く占い婚活コミックエッセイ。

Amazonで購入する場合はコチラ

タイトルとURLをコピーしました