「趣味でつながる恋活サービス」と言われる『タップル』。共通の趣味があったほうが、素敵な恋愛ができることは間違いありません。
『タップル』で出会った男性と、共通の趣味がきっかけで結婚したけいこさん(仮名)に話を聞きました。
きっかけは転勤。初めて彼氏が欲しいと思った
「寂しい!」がきっかけで婚活アプリダウンロード
プロフィール
けいこ(32歳)。東京出身、システム会社勤務の営業職。
編集部「マッチングアプリを始めたのは、どんな理由でしたか?」
けいこ「昨年の転勤がきっかけです。私は都内出身なのですが大阪に異動になり、地元や大学の友達とも会う機会が全くなくなりました。今までは週2以上で女子会をしてたので気にならなかったのですが、急に寂しくなっちゃって。
それで、彼氏作ろう!と思って始めたんです。
有名どころのアプリを2〜3つくらいダウンロードして比較し、一番良さげな『タップル』をメインに使い始めました」
オタク趣味を出せそうな婚活アプリを選ぶ
編集部「タップルはどこがよかったでしょうか?」
けいこ「やっぱり『趣味でつながる』というだけあり、自分の趣味を持っているユーザーが多い印象だったからです。
プロフィールに『アニメとゲームが好き!』と書いてあったり、プロフ画像の背景がフェスだったり。
私、ゲーム・アニメおたくなんです。
弟がいるので昔から格闘技ゲームやっていましたし、深夜アニメも好きで毎シーズンほぼ目を通しています。
趣味の合う人となら初対面でも会話が続くかなと思って、プロフィールにもかなり細かく好きなジャンルや作品を書きました。
正直、少し恥ずかしかったですが…」
編集部「では、けいこさんが男性に「いいかも!」する際も、プロフィールをじっくり読んで判断していたのでしょうか?」
※「いいかも!」はタップル内で好みの相手に送る「いいね」のこと。
けいこ「いえ、どちらかというとプロフィール写真の雰囲気重視でした。この人なら大丈夫そう、という安心感があるかどうかですね。
私の場合は、「相手からのいいかも」(自分にいいかも!してくれた男性が表示されるコンテンツ)をメインで閲覧していたので、少なくても相手は、プロフィールを読んだ上で「いいかも!」してくれている男性だと思ったので。
だから、相手のプロフィールに必ずしもゲームやアニメのことが詳しく書いてなくても大丈夫かなって。」
ディズニー好きという共通点で「いいかも!」
編集部「では、今の彼はプロフィール写真が良かったということですね。」
けいこ「彼のプロフィール写真が、ディズニーランドで撮影したものだったんです。男同士で肩組んでいるノリのいい感じの。
実は私も、以前は年間パスポートを持っていたくらいディズニーが好きだったので思わず「いいかも!」を返しました。
そこからメッセージ交換が始まり、私がプロフィールに書いていたゲームやアニメも好きだということがわかって。彼は兵庫県在住だったのですが、大阪に来る予定があるというのでその日に合わせて会う約束をしました。
メッセージ交換してから、2週間くらいだったと思います。」
初めてリアルで会った彼の印象は?
編集部「共通の趣味が多かったんですね。初対面の印象はいかがでしたか?」
けいこ「『大学生⁉』って思いました(笑)。プロフ写真はそんなに幼い感じはしなかったのですが、黒髪に眼鏡で、いかにも真面目な理系男子って感じ。
でも、話し始めてみるとしっかりしていたので安心しました。
向こうも『年上のおねえさんだ』って思ったらしいです。実際は2つしか変わらないんですが(笑)。
食事は、私が選んだ普通の居酒屋でしました。
初めての相手と知らないお店に行くのも怖いし、大阪は私の方が詳しいので。」
編集部「共通の趣味が多いと話も盛り上がりますよね。」
けいこ「ほんとそう!私の好きなジャンルは男性寄りなので、なかなか女友達とも話せないんです。だから、久しぶりに思う存分語り合えたって感じでした。
ちょうど、私の弟と彼が同い年だったこともあり、小さい頃に見ていたアニメや漫画も共通点が多かったこともあって。小学生の時に流行ったゲームの話から当時の思い出に話が広がり、彼のひととなりも見えたのも嬉しかったです。
実はピアノを20年習っていることとか、陸上部だったので意外と今も体を鍛えているとか。
二人ともそこまでお酒強くないのに、2軒目でもっと話そう、となりました。」
初デートで告白⁉
編集部「そこから付き合うまではどんな流れだったのですか?」
けいこ「実は、最初のデートで告白されたんです。
彼曰く、『女性とこんなに趣味の話で盛り上がったのは初めてで、早く告白しないと他の人にとられると思った』そうです。
驚きましたが、マッチングアプリの世界ではこんなスピード感なのかなって思ってOKしました。
そこからは週末に彼が大阪に来て、デートを重ねました。
彼が車を持っていたので、ちょっと遠出して水族館や博物館に行くこともありましたし、お互い仕事で疲れているときはネットカフェに篭って漫画を読みまくるなんてこともありました。」
トントン拍子で結婚まで話が進み…
編集部「去年の冬にめでたくご結婚されたとのことですが、いつ頃から結婚を意識したのでしょうか」
けいこ「いくつまでに結婚したいというのはなかったのですが、私も30歳を超えているので、付き合い始めたときから多少は結婚を意識しました。
ただ焦る必要もないし、彼も年下だから結婚はもう少し先かな?と思っていました。
でも、むしろ彼のほうはご両親から結婚を勧められていたみたい。三人兄弟なのですが、恋人がいるのが彼だけだったから、「いい人がいるならちゃんと紹介しなさい」とずっと言われていたようです。
付き合って半年くらいから同棲や結婚の話をするようになり、1年目の記念日にプロポーズされました。
私の親はすごく驚いていましたね。『あんたはこのまま独身だと思ってた!』って言われました。
今まで彼氏を家に連れてきたことはおろか、恋愛話をしたこともなかったので。」
趣味が合う相手だからこそこだわりウエディング!
出会って即日交際、1年後に結婚したけいこさん
編集部「交際期間1年でご結婚というと、かなりスムーズな印象です。喧嘩などはなかったのでしょうか?」
けいこ「性格的に、私が姉御肌で、彼が年下キャラというがマッチしたのかもしれません。結婚式の準備も基本は私が主導権を持ち、調べ物が得意な彼はリサーチ担当と役割分担していました。
あと、彼の心が広いから喧嘩しないのかも。
前撮り(結婚式の前に衣装を着て撮影すること)はどうしてもこだわりたいという私のわがままにも付き合ってくれて、衣装選びに何度も同行してもらいました。
片膝をついたのプロポーズも恥ずかしいと言いながらもしてくれましたし、結婚式でのファーストバイトも嫌がっていましたが最終的にはさせてくれたし。
ちなみに、結婚式の会場には二人が好きなアニメのフィギュアを飾ったり、漫画を並べたりしました。」
編集部「本当にぴったりなお相手を見つけたんですね。インタビューありがとうございました!」